クレジットカードの利用サイン不要に

こんにちわシロクマックスです。ちょっと気になったニュースも取り上げていこうかなと思い、アメリカあれこれというカテゴリーに分類していこうと思います。まあ当たり障りのないことを書くかもです。
 
米国のクレカ大手4社が顧客のサインを今後は必要としないというこのアナウンスメントがありました。正直あまりインパク値のあるニュースではないのですが、拾っておきたいアメリカならではの事情 があると判断したので取り上げてみます。米国に移民後すでに3回ほどクレジットカード詐欺に会っています。サインは不要で構わないですけど、セキュリティだけはしっかりしてほしいと願う一人です。
 
 

そもそもだいぶ前からノーサインで売買してるじゃないか

 
そもそも。アメリカで生活していてシロクマックスの身の回りで、実際にカードを切った際にサインを求められるのはSPEED WAYというガソリンスタンドのカードリーダーだけです。
 
あそこはコーヒーが一番美味しいという理由でずっと使っているのですが、(あと店舗が比較的きれい。ホットドッグが二個で2.50ドルだったり、ピザがスライス2枚で4ドルだった り。軽食もそろっているので利用しています。)
 
それ以外のスーパーや、マック、ウェンディーズ、サブウェイ、KFCなどジャンキーな昼食を楽しむ僕ですが、ICチップを読み込むリーダーにカードをぶっ指してDEBIT OR CREDIT?という項目でクレジットを選ぶだけです。そもそもサインしないんですね。
 

じゃあいつサインしてる?

 
サインするのはファストフードじゃないレストランを始め、ディーラーとか、不動産とか直接店舗に行って購入する比較的大きな額の買い物の時だけじゃないですかね?でもね、正直サインなんてほにゃほにゃ~と適当に書いても余裕で通りますしね。
 
カード所有している人がカードホルダーと同一の人物かなんて疑って売買しないですよ。身分証明書とカードの名義が一致すればGOでしょう。それか、一定以上の額の買い物は例えば車とか、家とか、はSSN(マイナンバーと同じ)を聞かれるので、そこのバックグラウンドチェックでわかるんです。書面のサインは実質当の昔に人物確認の効果はないわけです。
 

じゃあなんで今でもサインを求められるの? ホテルとかさ~

 
今いいキーワードでました。ホテル。以前僕と僕の連れ合いがクイーンベッドが2個ある部屋に泊まる手はずでお互いに別ルートで現地入り、ホテルで落ち合うという手はずで行動したことがあるんですが。僕の連れがだいぶ早くホテルに着いたのでシロクマックスの名前で予約してあって、ゲストに名前を入力してあるから先にチェックインして待っといて、という連絡をしました。
 
結果チェックインできませんでした。予約した本人ではないという理由以上に、BOOKINGした時のクレカではないというのが理由でしたね。そんなら予約の名義を入れ替えて、僕をゲストにして料金を立て替えてもらえば多分チェックインできたと思うんですが、僕はヒルトンのちょっといいランクの会員なんですね~。
 
なので僕のステータスでチェックインしないと、そもそもその部屋にその価格では泊まれないという事態になってしまう故、結局2時間ロビーで待ってもらいました。この時、求められたのはサインによる本人確認ではなく、ネット予約した際のクレカと同じクレカの提示があるか、ないか、でした。それがとどのつまり成りすまし、の予防なんだと思います。
 
Cited from http://pictogram2.com/?p=1611
 
とどのつまりなにが言いたいか
 
 
サインは本人確認のツールではなく、あなたと売買契約しましたよ、という証拠です。だから日本の捺印とはちょっと意味が違うと考えています。以前は捺印=サインの理解でよかったはずです。
 
20世紀は。でも今現在少なくとも米国ではサインは本人確認のツールではなくなっていると考えています。なので、ファストフード店のような、取引額が10ドル前後の価格の取引の場合、別にいいよね?という店側の意向でサインなしでカードが切れてしまうわけです。
 
 

P.S:では実際にカードのスキャミングの被害にあったらどーするか?

 
 
実際米国のクレカのスキャミングによる詐欺被害はすさまじいです。僕もすでに5回はやられています。毎回額は小さいのですが、気が付かないですね。ので、僕は別途料金を支払って、アラート機能を追加しています。
 
これは、僕の行動範囲のオハイオ州、ケンタッキー州、インディアナ州、イリノイ州以外の州でクスコのクレカが使用された場合、カード会社からメールが届くシステムです。何月何日の何時何分にどこどこであなたのクレカが使用されましたが、心当たりはありますか?ときます。初めてこのシステムでアラートが発動したときはインディアナの客先の工場にいた時でした。
 
昨晩カリフォルニア時間の午前1時にCA州内のマックで3ドルちょっと使用されています。ご本人ですか?という内容でした。
 
ちゃうわ!!
 
超インディアナ、なう。速攻でマスターカードに電話してカードを凍結、即刻そのカードは破棄になりました。つい先日も心当たりのない500ドルがデラウェアから請求がきまして、通算なん度目かのカード凍結&破棄を経験しました。
 
アラートがないと、本当にわからないので決済してしまいますからね、危ないですよ。
 

結局のところどーなの?

 
サインなしで使用されたクレカが成り済まし、およびスキャミングの詐欺行為だった場合、そしてそれがカードホルダーによって申請がなされ、本人の使用ではないとカード会社が判断した場合、その請求はどうなるでしょうか?
 
正解は、基本サービスを提供した末端の店舗が泣きを見るです。カード会社はインボイスを却下します。あるいはその辺カード会社が保険に入っていて、最初から会計上見込みの損失を計上して帳簿をつけていることもあると思いますが、基本末端の店舗が泣く羽目になります。
 
ので、カード会社がサイン入りませんよと通達しても、金額が大きいサービスを扱っている企業はサインを求めるでしょう。なぜならサインが入った書類がないと売買契約の証明ができません。万が一カード会社ともめたとき、サイン入りの売買契約書もなしに法廷で争うのはまず無理でしょう。
 
Cited from http://free-illustrations.gatag.net/tag/
 
 

最後に

 
アメリカは基本、クレームを入れるとほぼ全てそのクレームは受理されます。商品の交換、買い戻し、キャンセルができます。なにしろ買ったコーヒーが熱くて口を火傷したとして一個人でマックを訴えて、あれだけの大企業ががっつり敗訴する国です。
 
いわゆるマック火傷案件ですね。あるいはペットの猫をシャンプーした後に乾かそうと思って電子レンジでチンしたら死んだ、として電子レンジのメーカを訴えたとか。説明書きに猫はチンしたらだめとは書いてない!!!というのが理由でした。もちろんメーカが負けました。
 
あほですネ~アメリカ。でもそういうアホと天才のギリギリみたいな人を歴史上沢山排出している国という一面もあるわけで。なんだかんだ言いながら、アメリカの存在ってやっぱり大きいんですよね。アメリカの意思決定が必ずしも正しいとは毛頭思いませんが。

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