【2018年ワールドカップ】日本代表は部活並み 先輩の思い出作りの大会に

平成の次の元号を生きる君へ

サッカー日本代表の発表がありました。なんのドキドキもない代表メンバー発表でした。今回のメンバー選出においては、井手口選手、浅野選手、三竿選手の若手三名が最終選考で落選しました。

ワールドカップ直前3か月でほぼノーインパクトの香川選手、岡崎選手らベテラン勢は一時報道であまりの状態の悪さから落選も…という声も上がりましたが、ふたを開けてみればいつもの勝てない面々が集う結果となりました。

結果として選手の平均年齢は過去最高の28.6歳で臨むロシアワールドカップです。日本代表の試合に一喜一憂し、心の底から声援を送っていた時代(筆者の場合は2002年のアジア選手権優勝が一番記憶に残っています)は遠く過ぎ去りし日の思い出になってしまいました。

この記事は、2018年よりも後の時代に2018年のワールドカップにおけるサッカー日本代表の事を調べてみた人に向けて、2018年の日本代表はリアルタイムで接していると、こんなにやるせない気持ちでしたよ、という事を伝えたくて書きました。

前回大会で勝てなかったメンバーを再び招集して、年齢だけ重ねてなにか上澄みがあるのでしょうか?とても疑問です。

今回引用で取り上げたセルジオ越後氏のコメントは今回の代表選考を誰よりも適格に表現していたため、取り上げました。

「まるでサッカー部のようなチームだね。大学なら4年生、高校なら3年生が優遇されて最後の大会に出るようなこと。ある種“日本的なチーム”になったんじゃないかな」

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180531-00767566-soccerk-socc

ポルトガルで目覚ましい活躍をし、代表入りが期待されていた中島選手は予備招集の段階で落選。

西野監督のコメント「ポリバレントではない」(複数のポジションをこなせない)という表現はあまりにも一つのポジションで圧倒的な結果をだすスペシャリストに対して滑稽なものでした。

それはつまり中村俊輔選手がいたとしても選ばないと同義語になります。もし絶頂時のリケルメが日本国籍でも、選ばないと言っているようなものです。彼らは本物のクラッキ(名手)でした。

しかしポリバレント? だったかといば、決してそうではありませんでしたし、ファンも彼らにそんな小器用なプレーを求めていませんでした。

つまり西野監督の選考基準というのは、ワールドカップはなにが起こるかもわからないので(保険の意味合いで)複数のポジションをこなせる選手を選考の基準にしたという意味になります。

ちょっと悪意のある表現をしますと、能力的には全然世界と戦えるレベルではないけど、卒なくあっちもこっちもできる選手を選んだという解釈もできるわけです。

(しかし香川選手がそんなにポリバレントでしょうか? 史上もっともノーインパクトなこの10番は誰が得する選出なのでしょうか?)

ほぼほぼ現行と同じメンバーで臨んだ前回のブラジル大会は、西野監督よりもはるかに実績も手腕も優れているザッケローニ監督が率いてタコ負けしたことは記憶に新しいところです。

そう、本田選手や香川選手、長友選手らが好んでいたサッカーのスタイル「僕たちのサッカー」は圧倒的なレベルの低さで世界の壁に跳ね返されたにもかかわらず、ぐるっと一周まわって、打つ手がない状態につき、代表招集の実績のある選手から優先的に選んだという印象です。

部活は日本独特の組織 そしてブラック社会の温床でもある

そう、セルジオ越後氏の言うようなに部活レベルの思考で選手を選んでいるわけですね選考委員会は。レギュラーは先輩から、とうことです。

西野監督が独断で選んでいるわけではなく、委員会で選んでいるのは明白です。間違いなく今の日本代表サッカーで最も改善されるべきはこの委員会のお歴々の面々です。

香川選手や本田選手が落選することは最初から選択肢にありませんでした。

なぜならスポンサーとの絡みがあるからです。すでに一部メディアが報道しているように、アディダスやキリンといった日本代表の大口スポンサーが選手の選考や背番号に大きな影響力を持ってしまっています。

選手の背番号や、招集に関してスポンサーに口を出させるような委員会ではサッカー発展もへったくれもありません。大相撲の角界や、日大アメフト部、レスリングの伊調選手の周辺のパワハラ騒動など、2017年‐2018年は日本のスポーツ界の組織としてのずさんさ、未熟さが世間に露呈される機会が多かったですね。

特に日大アメフト部の監督、コーチによる選手の精神的追い込みや、追及されればひたすら逃げるという行動には感情的に反感をもたれた方も多いのではないでしょうか?

日本のスポーツ界の指導者側の意識の甘さや、昭和を引きずっている古臭い思考は、改善されるべき最優先事項なわけですが、日本の組織が腐る時の一つのパターンとして。身内の人間(元選手)がそのまま経営、管理職というものを学ばずに学校の部活の延線上の意識でプロスポーツの経営に関わってしまうことがあげられます。

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日本代表の人選の場合ですと、明らかに早稲田大学サッカー部出身者が強い権限を発揮しています。川渕氏が早稲田大学出身から始まって、岡田武史前代表監督も早稲田大学出身者ですし、今回の西野監督も早稲田大学出身者ですね。

OBとしての縦のラインが働いているとすれば、こんなにバカげたことはありません。組織にとっての適材適所の前に、誰々はどこどこの大学のOBだから…こんな思考では組織は健全に作用しません。

2018年はなんとも寂しい思いでワールドカップを迎えることになってしまいましたが、これだけは言えます。人間も国家も株も為替もなにもかも、いい時もあれば悪い時もあります。

バイオリズムは必ず上がったら下がる、下ったら上がるを繰り返しますので、必ずまたドキドキわくわくするようなサッカーを日本代表が見せてくれる時代がきます。

(あなたがこの記事を読んでくれてる未来の日本代表はどうですか?)

この記事は単なるトレンド記事として書いたつもりはありません。未来の読者に、2018年のサッカー日本代表は、こんな感じでしたよ…という事を、ネット記事よりももう少し血の通った文章で伝えてみようと思い書きました。

ですから主観が全部、一代表ファンとしてのものになっています。

追記:あと2日でワールカップ開幕です……後6時間で最後の壮行試合パラグアイ戦が始まりますが、ここで唯一の望み、柴崎選手、植田選手、昌子選手の鹿島アントラーズトライアングルが機能してくれないかな…

キーパーも直前のJリーグで顔面フル骨折をしながら、不屈の精神で完治させてきた東口選手が安定のコーチング、ハイボールの処理を見せてくれないかな…

そんな淡い期待を胸にテレビ観戦する我々日本国民ですよ…

またいつの日か、日本代表が世界の強豪を倒し、我々に歓喜をもたらしてくれることを祈ってこの記事終わります。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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