【日大危機管理能力ゼロ!】あくまでも内田正人氏を解雇しない日大の行く末

日大危険タックル問題で、6月1日現在、引き続き入院中の元アメフト部監督の内田正人氏の常務理事、および理事の職の辞任届が受理されました。ただし日大を解雇、懲戒免職されたわけではなく、依然として職員としての籍は日大に残るのだということも付け加えてアナウンスされました。以下引用。

内田氏は常務理事、理事は辞任。大学側が入院中の病院に出向き、辞表を受け取ったという。ただ、職員としての籍は大学に残っており、人事部長、保健体育審議会の事務局長の役職は、学内の規定で6カ月の自宅待機となっている。大塚学長は、職員としての処分については「(この日設置された)第三者委員会と警察の捜査の終結を待って、規則に従って、必要があれば懲戒手続きに入ることになる」と、話した。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000120-dal-spo&pos=3

 

頭を使うことを辞めた大人たちの危機管理能力のなさの証明

注目したいのは、「規則に従って、必要があれば懲戒手続きに入ることになる」というくだりです。規則に従って…というのは一見まともな発言のように聞こえますが、この場合は違います。今、日大という教育機関にとって、組織にとって、なにをしなければならないのか、どのような迅速な行動がなされるべきなのか、そういったことを「判断するために頭を使うことをしない」という意味なのです。

60年近く生きてきて、40年以上も社会人をやってきて、今なにをすべきかといった判断ができない、あるいはしようともしない人達が日大の最高経営陣なのだという事です。とかく、自分の仕事に責任をとる覚悟のない人間はこういう発言をしがちです。

「規則に従っているから…」として頭を使って判断することから逃げます。またさらには「必要があれば懲戒手続きにはいることになる」というコメントも、今だをもってして必要かどうかを自分たち経営陣で判断することすらできないと証明しているのです。

これは遠回りに自分たちはマネジメントの人間として全くの無能ですよ、と世間に言って回っているのと同じです。しかしその事に…おそらく当人たちは気づいてもいないかもしれません。要は第三者委員会がOKだと表明すればその通りにし、ダメだと言われればじゃあそうします、と重い腰をあげる、といった具合です。

今そこにある危機に気が付かずに、なんにも判断できず、なんにも決められず、ぼーっとして日が経つのを待っているようなご老人たちが日大という教育組織の最高運営者なのです。この事実こそが、なによりの日大のイメージダウンだと思いませんか?日大の危機管理部の生徒にはいい勉強教材の提供となっているでしょう。「こうならないために、この学部があるんですよ」これほど説得力のある学部案内もないでしょう。

内田正人氏が学内に残るとは、どういうことか?

常務理事や理事を辞任したとはいえ、日大職員として学内に籍を置くという事は、日大という教育機関は、これだけの事件を起こした当人を教育者のはしくれとして容認し、組織としてその責任の所在を追及、処分することはしないと世間にアピールすることになります。

なぜなら、アメフト部の監督の職も、常務理事も理事も、体裁としては内田氏の”辞任”という形になっているので、日大として処分を課してはいないのです。警察の事情聴取が始まろうかというこの期に及んでいまだ処分を課していないというのは、やはり前章で記したように、処分する判断ができないのだと考えられます。

何一つ自分たちで思考し、判断することのできない大人たちがそこにいるのだということです。情けない話ですが、このような連中こそが出世しやすい組織が日本的な経営の企業の特徴ともいえます。

日大はまさに日本的経営の模範的な姿をさらしています。それは決していい意味ではありません。日本的経営といえば、先日発表があった2018年サッカーワールドカップ日本代表の選手選考も、まさに日本的な、言い換えれば部活的な選考でした。

ちびーた@仔馬
シロクマックス
ここのところ、日本的な経営の悪い部分がどんどん表面にでてきて、そのたびに炎上してるね。レスリングのパワハラ問題もその一端だよ。
ちびーた@仔馬
なんか日本て、あんまり住みやすい国じゃないみたいに見えるけど、どーなのかな?
シロクマックス
ブラック企業にブラックバイト。サービス残業に休日出勤。有給取るときは謝りながら取って、申し訳なさそうに休暇にでる。そして山のようなゴミのようなお土産を職場に差し入れする。これらに耐えることができれば治安もいいし、空気はきれいだし、食事は美味しいし、住むには最高だよ。我慢できればね。ちびーたは我慢できそう?
ちびーた@仔馬
仔馬として、生き物として無理です。はあーあ、僕たちアメリカ住まいで良かったんだね?なんだかちょっと寂しい気持ちになっちゃったよ。

【実経験】出世したければなにもしないこと それが日本の企業の処世術

日本の企業、特に大企業ほど出世レースに勝ちぬくには手柄をあげることよりも、与えられた職務をソツこなし、ミスをせずに目立った損失をださず、上司のいう事には決して逆らわず、どこまでも接待ゴルフに励み、仕事のできるできないのスペックよりも、波風を立てない無風な人間、可もなければ不可もないような成績の人間の方が出世しやすかったりします。

筆者は実際にアメリカの日系企業のオペレーションを自営業下請けとして受注した時に、日本から長期出張で現地入りしたプロジェクトマネージャーで、まさにこのタイプの人間を目の当たりにしました。聞きしに勝る無能ぶりで、現地で誰にも通じない英語と中国語をしゃべり(本人はしゃべれるつもり)、意味不明な指示をだしては現地のアメリカ人ワーカーが筆者の所に説明を求めてくるといった具合でした。

なにかミスがあれば騒ぎ、自分の責任ではないことを強調し、日本サイドにはアメリカの現地ワーカーが使えないから納期に間に合わないと言い訳し…日本から応援にきたやり手の係長さん3人が(全員係長さんでしたね。各支店ごとの)爆ギレして、そのPマネージャーを端っこにおいやりました。そうでなかったら、おそらく納期に間に合わなかったはずです。なかにはガッツある人もいるなと思いました。

なんとなく、今の日大の経営陣の働き方が目に浮かぶんです。昭和の時代を生き抜いたお年寄りって、案外スペック低いですよ。技術でも技能でもなく、なにも問題を起こさないことこそが出世の近道だった時代の人たちですから、スペック低いんです。

会社の肩書のはずれたエリートサラリーマンほど惨めなものはありません。内田氏も今後、警察の事情聴取などがあったとして、結果日大から追放されるようなことになった時に、”日大常務理事兼アメフト部監督”の肩書の外れた自分のパワーのなさに気が付くのでしょうか?これはなにも内田氏に限ったことではありません。企業や組織と付かず離れずのべったりの関係性を続けてきた人間が陥る人生の終末のひとつだということです。

シロクマックス
僕は組織っていうもんが自分に合わないから、自営業でやってるけど、中には組織が気持ちいい人もいるんだよね。
ちびーた@仔馬
なんにせよ、自分で自分の始末の付け方も判断できないような大人はかっこ悪いね。

 

ちびーた@仔馬
最後まで読んでくれてありがとね!よかったらこちらの関連記事も読んでみてね!まだ間に合う!日大アメフト部の落としどころはどこに?廃部回避の道はこの一択だ!

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