今回は海外でウーバーを利用する方はちゃんと知っておきたい、これをやると評価が下がってしまう行為を5つ紹介します!
こんにちわ、ベテランウーバードライバーのシロクマックスです。
僕はアメリカでウーバードライバーをしていますが、マイルールとして、4.69以下の評価のお客はお断りしています。
え? どうやってかって? アプリからオファーがあった時点でお客の評価がスターの数でがわかるので、評価が低いお客はオファーを受けずに「No Thank You」を押します。
下のキャプチャー画面でオファーがきますから、受けるか、受けないかをスターの評価を見て決めます。
このライダーは評価が4.83☆ですから、お互いのニーズがマッチしました。
2018年現在の僕の評価は4.85スターですから、2000回以上の配車サービスを考えると割と高い方です。

せっかくウーバーのアプリをダウンロードして、タクシーよりも安い価格で快適には配車サービスを利用できるのですから、自分の評価は下げずにステータスは維持したいですよね?
ドライバーの目線で、実は利用する側が意外と気が付かない「評価を下げてしまう決定的な理由」を5つほどご紹介します。
ベテランウーバードライバーの僕と情報もシェアして、乗る側、乗せる側、双方が快適なサービス空間にしてみませんか?
あなたの評価が下がる主な行為5つ
待たせる 出てくるのが遅いは一番評価が下がる!
1番の「ドライバーを待たせる、出てくるのが遅い」は実は一番ドライバーが嫌います。
おそらくこれを認識していないお客は多いはずです。
出てくるのが遅く、ドライバーを待たせるということはドライバーのビジネスチャンスを奪っているという意識がありますか?
これがドライバーとお客の意識の一番のギャップだと思います。
お客は「ちょっと」のつもりでも、ドライバーは5分待たされるのはかなりダメージ大きいです。
3分を経過しますと今度はwaiting chargeとして待機に対する課金がスタートします。
ので、ドライバーは「待たされている間は稼げない」という事はないのですが、金額は微々たるものなのでさっさとビジネスをスタートしたいんですね。
5分を経過すると、ウーバー規約に沿って正式にキャンセルできるようになります。
下のキャプチャー画像は、ヘムレンさん(仮名)が現れるのが遅く、Waiting Timeも3分を過ぎ、ウーバー側がドライバーにキャンセルの権利の執行を認めているアプリのダッシュボード画面です。

「キャンセルしてもいいですよ。引き続き課金は継続します」とでています。
実はお客はいったんウーバーを呼び寄せた場合、自分でキャンセルしないとドライバーがキャンセルしない限り延々と待機料金を取られていますから気を付けてくださいね。
僕はこのシステムで、誤ってお客に2倍の料金を請求したことがあります。
合わせて読みたい
【ウーバーの支払い】請求額がおかしいな?と思った時の正しい3つの手順
5分を過ぎて正式にキャンセル手続きを済ませると、ドライバーは待機分の報酬はもらえます。
お客は待たせただけで、キャンセルされた上にさらに「キャンセル料+待機料金」を請求されます。
それくらいウーバーは利用する側にドライバーを待たせることの自粛を求めていると理解してください。
個人事業主たる僕らドライバーは、一件さばいていくらのビジネスをしているので、仮に一人あたり5分待つとすると、10人で50分もビジネスアワーを失ってしまいます!
50分あったら20㌦は稼げます。
1日20㌦のロストx10日の稼働で200㌦!!
30日で600㌦!!一か月で6万円の逸失利益は痛いです…
ギラも積もればベギラゴンですよ!!
ので、ウーバーを利用する際はくれぐれも遅れないようにGPSで車の位置を確認して、きたらパッと乗る!
これを心がけてみてください。
3分以上待たせると、どんなにお行儀よく乗っていても評価がさがる可能性がけっこうあります。
(僕は評価を1さげています)

うるさい、言葉遣いがきたない
2番の「うるさい、言葉遣いがきたない」も減点材料ですね。
僕はお客がFワードを使ったらどんなに感じの良い人でも評価を1…ないしは2スターにしてます。
(グループで話している場合も同じです)
理由はなぜか? シンプルです、僕の車の中で汚い言葉が使われることを僕が嫌っているからです。
車内のルールはドライバーが決めるよ!
ハンバーガーやフライドポテトを食べたりされると、汚されたり匂いもつきますからね。
企業ではないので、コンプライアンスとか、そう明確なものはないんですよ?
ドライバーが嫌だと感じたらアウトです。
それは反対にお客さん側も同じで、どんなにドライバーの愛想がよくても「急発進」「急ブレーキの運転」など、不快に感じる事があれば評価を下げて良いのです。
評価のスターを減点すると「なぜですか?」とウーバーからフィードバックのアンケートがありますので、しっかりと「ブレーキ」とか「ナビに問題あり、道を間違えていた」あるいは「態度が悪かった」など、ちゃんと減点の理由を書いてくださいね?
そうすると、該当するドライバーには、すぐにそのクレームに関する具体的な指導がウーバーから入ります。

稼げるか?の質問と政治のはなし
3番の「UBERは稼げるか?」 というのはどこまで踏み込んだ質問をするかによります。
あなたの一言で、嫌な思いをするドライバーが一人減ります。
会話の中でお客から頻繁に「儲かってる?」という質問があります。
もちろん儲かるからビジネスしているわけで、これは別にどうということはありません。
「儲かりまっか?」「ボチボチでんな~」
と同じですね! この程度ならコミュニケーションとしては普通です。
むしろお客が僕に興味をもってくれているわけですから、嬉しいくらいです。
「土曜日の夜はBARから帰宅する人が多いから特に儲かりますよ」
などと返します。
ところが
「おたくの取り分ってどれくらいなの? ウーバーの取り分て何パーセントくらいなの?」
ここまで突っ込んで質問すると歓迎されません。
この質問はやめましょう。
お金の話も「儲かる」「儲からない」までなら答えられますが、「あなたの取り分は?」っていう質問は実はとてもデリカシーのない失礼な質問だと思いませんか?
例えばあなたは営業で来社した営業マンに、「儲かってる?」と聞くことはあるかもしれませんが「ところでさ、君の月給いくら? 一件成約とれたらインセンティブいくらなの?」
こんな質問しますか? しませんよね? 同じですよ。
インセンティブがいくらだろうが
初対面の他人にわざわざ教えたくはないですよ。
なんでウーバードライバーには聞いちゃうんだろうね?
いったいどれくらい儲かるのかな? っていう好奇心はわからなくもありませんが、他人の給料明細を聞くって冷静に考えてみてください、めちゃ失礼ですよね?
僕は実験的に自分がウーバーを客として利用した時に、あえてこの質問をドライバーに3回ほどしてみました。
すると必ず僕がドライバーとして答えるのと、同じ答えが返ってきます。
つまり……本当の取り分は絶対に人には言わないということです。
「ウーバーの取り分? 3%くらいだろ? たぶん……」と必ずとぼけます。
結局、お金の話と政治の話は避けた方がよいというのが結論です。
政治の話がタブーなのは別記事でかきましたので、こちらも読んでみてください。
合わせて読みたい
【2020年以降のウーバードライバーの君へ】ラスト5秒で 評価を爆上げするコツを紹介
予定外のコースを口頭で指示する
4番の「予定外のコースを指示する」は、場合によりけりです。
ちょっと途中で「マックのドライブスルー寄って?」「コンビニ寄って?」くらいはなんでもない普通のリクエストですが、全然方向が違う場合や、それがけっこう距離がある場合は嫌がられます。
当然配車中は時間でも課金されていますが、微々たるものなのでドライバーはなるべくスピーディーに一件のオファーを終えて、次のオファーを取りたいんです。
その方が稼げますからね。
ですから、ダラダラとあっち行ってこっち行っては歓迎されません。
基本ウーバーのオファーは全てアプリを通して行われますので、もし行先が全然違う場合は行先をしっかりアプリでアップデートするか、それができないなら断わられることもあるということを覚えておいてくださいね?
「客の言うことが聞けないのか?」
はやめましょうね?
時代遅れな発言です。
ウーバードライバーとしては、嫌な客、アプリを使いこなせずに口頭でどうにかしようとするお客はお断りです。
「もうここで降りてください。」
なて言われる可能性はゼロではありませんよ?
とキリがないお客を降ろした事が何度もあるんだよ、実は。
訴えられそうになったり…
タクシーのサービスとは違うんだってこと、再確認してくださいね?
ドライバーはアプリに入力された行先以外に口頭の指示で行く必要は基本ありませんので、ドライバーの判断次第では降りてもらうことになりますし、お客の評価も下がるでしょう。

くさい
5番の「くさい」は主に香水ですね、けっこう強烈な場合がありますよ?
閉じた車内では匂いが抜けませんから、香水の付け過ぎにはご注意ください。
実際に僕はオーデコロンがくさ過ぎたお客を3つ星評価にしたことがあります。
理由はくさくて頭がクラクラしたことによる僕自身の苦痛というよりも、次にお客を乗せるまでに匂い抜きをしないとビジネスを再開できないからです。
こちらの理由が大きいです。
またしても逸失利益の発生です!
自分の次も誰かが乗るんだ、という意識を持ってもらえるとありがたいですね。
これはタクシーも同じことですよね、きっと…
タクシーとウーバーが違うとすれば、タクシーは客がどんなにひどい態度をとっても、くそったれでも「ありがとうございました」になりますが、ウーバードライバーは「あんたの態度は不愉快だ」くらいは平気で言えるということです。
誰からも怒られないんですよ? ウーバードライバーって。
ウーバードライバーがストレスなしでできる仕事だというのはそういう事です。
終わりに…快適なUBERの使い方のコツは?
いかがでしたか?
ほとんどがよくよく考えてみたらもっともだな、っていう内容でしたか?
3分くらいでキャンセルして次に行ってしまうドライバーも普通にいるよ!
自分の評価が低くなると、スターの高い優良ドライバーがあなたのオファーを受けずにスルーする確率が上がってしまいますので、気持ちよく配車サービスを利用したければ、自分の評価を高く維持する意識をもって利用することをオススメします。
目安は4.80です。
4.80あればまずスルーはしません、僕個人として…
4.70台は黄色信号ですね。
過去に一回は1☆とか2☆のような低い評価を喰らっていますね、4.70台は。
4.60台は僕は受けませんから、もし4.60台の人がいましたら、次からはちょっとだけ気を付けて高評価の5☆を狙いに行ってみてください。
お客の評価は5☆が2,3回つけばすぐに回復していきます。
ドライバーはなるべく評価の高いお客を乗せたがります。(チップをくれる確率が上がる気がします)
それはお客も同じで、低い評価のドライバーの車に乗りたい人はいませんよね?
99%のトラブルはコミュニケーション不足で起きます。
あれ? っと思ったらドライバーに話かけてくださいね?
それだけで快適にUBERを利用できるはずです。
この記事はこれで終わりです。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
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