
こんちわシロクマックスです。アメリカはオハイオ州から日本の皆様のご機嫌を伺います。ご機嫌いかがですか?この「ワーホリでオーストラリア編」は海外で働いてみたい!、生活してみたい!!……でもな…どーやって段取りしたらいいのかもわからないし、お金もないし…
そういう30歳以下の若い方向けに、ワーホリ体験者のクスコにできることはないかな?と考え、写真をいっぱい使いながら、この写真の中に未来のあなたを投影してもらったらどうか?という企画で書いた記事の第二弾になります。
ビジュアリゼーションや潜在意識に訴えかけ、無意識に達成に自分を仕向けるという話をしました。
くわしくはワーキングホリデーやるかやらないか迷ってる君へに詳しく書きましたから、読んでみてください。ちなみにこの記事はワーキングホリデーの渡航前~を読んでいただいているという前提で書いています。Vol.2扱いです。
今回は実際現地で働くっていうハードルを一緒に超えてみようと思います。これを読めば、現地で働くときに「とりあえず日本食レストランで」というような安直な道に進まずに、現地の企業で働くことこそ、ワーホリの意味があることに気が付いてもらえるはずです。
そして現地の企業で働くということこそ、その先の就労ビザ、そしてその先の永住権申請へとつながります。簡単ではありませんが、渡航前からその意識をもっていると、ハードルはぐっと低くなります。
わざわざシドニーやメルボルンまで行って「おはようございます」とか「お疲れ様でした」とか挨拶したくはないですよね?それは準備が足りない人のやる仕事です。とりあえず来たけど、のレベル。
それはそれでいいのです。思い切って行動することは素晴らしいことです。この第2章では、ちょっとレベルをあげて、ワーホリの先にあるものを考えてみましょう。
オーストラリアのファームステイはここで探せも読んでみてね。(作成中)
目次
- ヴィクトリア州の田舎で仕事をゲット
- セカンドワーホリという選択
- セカンドワーホリっちゃなに?
- 技術職は強い
- いきなりワーホリビザより、まず英語学校の学生ビザで渡航して友達をつくれ
- 馬素人のジェラール君から学ぶこと
- 仔馬たちのかわいい写真をどうぞ
- 終わりに

ヴィクトリア州の田舎町で牧場の仕事をゲット
長雨の後の牧場にて。Nagambieというビクトリア州の内陸にある場所なんですが、まあ強烈な田舎町ですよ。どれだけ田舎かというと、町に一件の郵便局、町に一件のパブ、町に一件のコンビニ…といった感じの、町のセンター街にそれぞれ商店が一店舗づつ、というのどかな場所です。
どーですか、この空と雲のコントラスト、綺麗でしょう?脳内トレーニングでイメージしてくださいよ?ワーキングホリデーでオーストラリアに行ってみてください。
この写真の中にあなたを置いてみてください。知らずにいれば、それはそれでよしですが、一度知ってしまえばきっと人生が変わります。未来の自分を思い描いてみてください。
この写真は実はオーストラリアで記録的な長雨が明けた後撮影したんです。雨上がりは空が綺麗なのは確かですが、オーストラリアの田舎は毎日こんな空の色です。
これは5日ぶりに太陽を拝み、嬉しくてついつい散歩に出かけたときに撮りました。


まだ完全には水が引いていませんが。地面が見えるようになりましたね。美しい世界が広がっています。世界は広いな~。心の底からそう思いながら仕事しました。

よかったね、久々に青草が食べれて。5日も馬房の中じゃあ窮屈だったでしょ。ストレスフリーな生活、仕事。これがシロクマックスが一番求めているもの。
それはきっと馬も同じ。オーストラリアの牧場ではそれが手に入る。あと少々のお金と、うまいビールと。それだけでけっこう人生は楽しいもんです。
セカンドワーホリという選択

ジブリのアニメのワンシーンみたいですね。空が映り込んでる。ラピュタのワンシーンでこんなのあったな~。覗き込んだらそこには水没した古代都市が!!みたいな。この日はほんとにジブリ映画にでてくるようなのどかで美しい世界が広がっていました。
牧場の仕事ゲットしてよかった!!ここはセカンドワーホリに必要なファームでの3か月の就労の条件を満たす牧場でしたから、これでもう一年延長できるぞ!って喜んでましたね。
セカンドワーホリっちゃなに?
セカンドワーホリとはある特定の条件を満たすともう一年ワーキングホリデービザを延長できる制度です。
(制作中)

水没した放牧地で暮らしていた馬の親子。水が引くまでもう少し馬房で過ごしてね。ベイビー、そんなにカメラにビックリしちゃった?ごめんね。(めっちゃビックリしてるし!)ママは余裕。人間に慣れてるね。
技術職は強い

写真の馬を立たせている青年に注目です。はい、シロクマックスです。僕、これでもプロだったので、高い馬もセリで引きました。これも実は馬の立たせ方という技術が必要なんですよ。
どーですか?綺麗に4本の脚がかぶさらずに見えるでしょ?馬もよそ見せずにしっかり前を向いてます。これが技術。
アメリカだとこの技術、セリの期間中、一日数百ドル(数万円)で買ってくれる牧場があります。これ、セリ期間中に配られるフリーペーパーなんですけど、前日の最高値の馬だったのでトップページに載りました。
全然知らなくて、朝コーヒー並んでたらめっちゃ声かけられました。ミリオネアにして超有名ホースマンのアダム・サングスターさんにも声かけられましたね。「お前は写真のジャパニーズだな?」って。
ほんとの金持ちって超フレンドリーなんですよね。金持ちとの接し方も馬業界で学びましたね。
これからの時代、なにか一個に特化した能力とか技術を持っている人が重宝される時代にますます、なっていきます。
技術があれば、言葉なんてほとんどどーでもいいファクターで、後付けでどうとでもなります。
実はオーストラリアやニュージーランド、カナダには国内で人手不足な職業を政府がリストアップしていて、その中の職業で2年とか、3年の業務実績がある、あるいはその業種の専門学校を卒業している、関連した学科を履修している、を条件に就労ビザをだすプログラムがあります。
クスコがなぜこんなに条件のいい仕事をさっくりゲットできたかというと、僕はオーストラリアの専門学校、いわゆるテーフと呼ばれる教育制度の馬専門学校に1年通ったからなんですよ。
そこで卒業証明書ももらったし、(これが後のアメリカへのインターンシップに役立ってきます)なにより現地の牧場関係者と人脈が作れたのが大きかったです。
就労可能なビザさえあればいつでも雇うよ~と声をかけてくれる人がいっぱいいました。実際そのまま現地で働き続けてオーストラリアの永住権を取得した仲間は沢山いますし…
はっきりって
日本の大学の文学部とか経営学部を卒業するんで、現地の専門学校でディプロマとった方が永住権の近道
間違いないです。オーストラリアだけでなく、ニュージーランドもカナダもそうです。15,16くらいから目的があるとほぼ100%現地就労&定住は可能です。やり方なんていくらでもある。アメリカはちょっと例外なのでこれに含まれませんが。

いきなりワーホリビザより、まず英語学校の学生ビザで渡航して知り合いを作った方が時間を使える
これ、これをお勧めします。そもそもワーホリビザで英語学校いくのは超超もったいないです。だって語学学校に通うならほぼ100%学生ビザはでますから、それはそれでワーホリとは切り離して考えるべきです。
現地で3か月でも6か月でもいいから学校通って知り合いつくって、働けるバックグランドを作ってから、
「じゃあビザとったら雇ってね」
というところまで詰めてからワーホリビザで再度渡豪。これをお勧めしますね。1年なんてあっという間ですから、貴重な就労可能なビザを語学学校にあてるのはもったいないです。これ、元ビザ申請代理エージェントとしてのアドバイスです。
どんなところにどんな仕事があって、あるいはその仕事をするためにはどんな資格が必要で……え?その資格テーフ指定の専門学校だとたった6ヶ月でとれるの?とか。現地で入ってくる情報は日本で収集する情報量の比じゃありませんしね。
ネイルアーティストとか、マッサージセラピストとか、資格が必要なんだけども、意外と短期間でとれて、かつ豪州では人手不足のリストに入っている職業ってあるんですよ。調べてみると、あ、これオレ日本で資格持ってるわ…とかね。
溶接工とか、工場や工事現場で重機(リフトとかクレーン)を扱える人は、その日本の資格証明書を英訳して持っていけばかなり有利ですよ。英訳なんてココナラで1000円とかでいないですかね?その手のサービス提供している人。工事現場、農場、配達系、など人は万年足りていないオーストラリアです。(ニュージーランドはさらに酷い人手不足です)
どの職業が不足職業ビザリストに載っているかは、その時次第です。1ヶ月単位でコロコロ変わりますので、この記事内では具体的には書けませんが、人手不足の事実だけは22世紀まで待っても解消されることはないでしょう。

初夏のオーストラリアの夕暮れですね。8時を過ぎてもまだまだ明るい。差し込む陽光が平和を象徴しているように見えます。
もう最高でしたね、こんな夕暮れに大自然の中でビールを飲むのは。ビールがうまい!!仕事終わった後も、一緒に働いていたワーホリバックパッカーのジェラール君と作業用のバギーを乗り回して敷地内を走り回って遊んでました。バギー乗り回しても怒られないし。
ストレスがないんですよ!!ゼロではなでしょうけど、南半球の国って日本と比べて圧倒的にストレスが少ないです。これ、重要だと思う方、多いのでは?
この牧場は住む家(一軒家、3人でシェア。光熱費全て込み)と車、給料、セカンドワーホリの権利が付いてきて一週間600㌦のお給料でしたね、当時。手取りで。手取りですよ!!
1豪ドル80円にしても、月給20万円弱+家と車付き。たぶんこれ以上の条件のファームステイってなかなか難しいはず。いいところに仕事を見つけられましたよね。給料はさておき、泊まり込みだと家付き、車つきはめずらしくないですよ。
馬素人のジェラール君から学ぶこと

フランス人、オーストラリアの大地に立つ!一緒に働いた&住んでいたフランス人バックパッカーのジェラール君です。
この牧場の仔馬はほとんど野生に近い状態で育っているため、(まだ調教がついていないので超危険)調教中は仔馬には触れることができませんが、こーしておなかの大きなママなら大丈夫。彼は現地コミュニティーの仕事募集の掲示板を見てこの牧場の仕事をみつけたんだとか。彼の仕事は主に
- 馬にあげる餌の調合 250頭分を朝と晩
- 馬房掃除の手伝い
- 放牧地の馬たちへの餌やり
だけなのですが、なにしろ200頭以上の馬を5人で面倒見ている!!(足りてない~。圧倒的な人手不足)ので、彼はひとりで朝6時から夕方5時までずっと餌をバケツに調合して、馬房の前にセット(餌やりは僕たちがやります)し、放牧地の馬にバギーでえさをやりに行く、をやってましたね。実際超助かったし。
馬に触らせてもらえなくても本人は楽しんでましたね。(というか怖がって逃げてた)
このジェラール君の話のポイントは、
- 現地に行けばフィールドワーク(いわゆるガテン系)の仕事は色々募集がある。(住み込みもけっこうある)
- オージーの男はのんびりなので、がっつり系外国人ワーカーが歓迎される業種は多い。(男女関係なく歓迎される)
ファームワークは日本人は概ね歓迎されますよ、遅刻しないし、労働力がオージーの男X1.5なので。ネパール人の大学院生とか、バイトの子も重宝されてましたね、よく動くので。
仔馬たちのかわいい写真をどうぞ

なんかもってるぞ~☆ 食べ物 食べ物~(しまった!悪ガキ4連星に見つかってしまった))
なんかくれ なんかくれ なんかくれ~(そればっかりだねきみたち)なんもないよ~。残念でした。
馬はキャンディとかドーナツとか、甘いものが大好きなので、一度キャンディの味を覚えてしまうともう草では満足できない馬になってしまうのでしょうか?

差し入れもなしで撮影とかありえなくな~い!?(真ん中の仔馬、明らかにがっかりしている!?)ヤダヤダ空気読めないヤツとつきあうのは。そんなことを言いたげな表情に見えます。
やっぱりキャンディーあげなかったからかな?ダメだよ、トレーニング中なんだから。おデブになったら大変だからね。
終わりに
オーストラリアにワーホリで行って、シドニーやメルボルンなど都市部だけで仕事するのはちょっと勿体ないですね。
あまり現地でワーホリしてる人には知られていないですが、オーストラリアは馬も牛も鶏も世界最大規模の生産国。とにかく牧場が多く、そのほとんが人手不足に悩んでいます。
馬のお仕事は妊娠している牝馬の出産が始まる8月から翌年1月が繁忙期になりますので、泊まり込みの季節労働者を大量に募集します。下のリンクは馬の仕事専用掲示板です。
Equestrian Jobs in Australia
オーストラリアのファームステイはここで探せ(作成中)
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