アメリカ競馬を行くジオポンティを応援しにキーンランドへ
こんにちわモスマンです。この記事はちょっと前に(2021年現在10年前)僕がケンタッキー州のレキシントンにあります、キーンランド競馬場に競馬を見に行った時のものです。天気にも恵まれて最高の競馬日和ですね。キーンランド秋の開催を訪れるのはこの時が初めてでした。天気もよくて最高の競馬日和でした。馬の仕事を志してアメリカまで来た僕ですから、世界No.1の馬産地ケンタッキー州はレキシントンにて休日を過ごすというのは、ある意味最高の贅沢なんですよね。夢がかなっている状態ですからね。
日本の競馬場との決定的違いは、全然ギャンブル感がないところですかね。建物の中の発券機の周りなんかはさすがに馬券おやじがウロウロしていましたが、それ以外のエリアではみんな馬券そっちのけでピクニック気分です。
そう、ここは競馬場なんですけど、ちょっとしたサロンみたいな雰囲気なんですね。
すっごいおしゃれで。汚い感じはゼロ。
エンターテインメントに関してはほんとにアメリカは上手ですね、演出が。
今日はビールよく売れるだろそりゃ。
日本のビールの売り子は女の子がやる場合がおおいですけどね。こっちはみんなおっさんです(笑)やっぱりビールの籠、重いですからね。
考えてみればよく日本はあんな重いビールを背中でしょって華奢な女の子が売り子してるな~って、今更思いました。
こっちが普通だろって。
もうビールあと一本で売り切れですか・・・・・・・どーいうんだ今日のレキシントンは?10月なのにとんでもなく暑いかったですね。
マルガリータとか、けっこうアルコール度数が強いカクテルも飛ぶように売れていました。売り場も趣のある作りでなんかよかったですね。
商品名の入った旗とか、そういうの一切なくて。
そう、庶民感がないんですね。ここは日常から切り離されたエンターテインメント空間なんだって、すごく感じました。
その証拠にほら。みんなドレスアップしてかっこつけて競馬場に来てますよ。こんなちっちゃい頃から社交デビューするんだな~こっちは。
スーツがとても似合ってますね。これは日本にはないもんですよね。
おっさんでもポニー「ボーイ」なんだよね。馬文化の根付き方もいいね!このポニーボーイの存在が本当に大きいですよ。
一頭一頭に寄り添って、競馬馬を落ち着かせるのがポニーの役目です。
アメリカはこーしてパドックで、ファンが見てる前でサドルアップしたりするんですね~。競馬はギャンブルではなくエンターテイメントなんですよね、この国では。
魅せ方がやっぱり上手だと思います。馬が入れ込むから群衆から見えない静かなところでサドルを付けます…じゃないんですよね。
みんな馬を見に来ているんですから、みんなが見ている前でやるべきです。
今日の主役!!アメリカ、芝マイル~中距離の王者GIO PONTI!!!お~い、めっちゃファンだぞー。
今日の彼のターゲットはShadowell Turf Mile (G1) 芝1600mです。
追記:彼は引退後種牡馬になり、シャトルスタリオンでオーストラリアにも行ったりしています。
さらに追記:彼の代表産駒ドレフォンはあのドレフォンです。社台SSにいますね。初年度産駒のジオグリフがクラシックにのってくれると楽しみなのですが…
お~い、ドミンゲス騎手。今日は期待してるよ。 (馬との距離がとても近いですね)
頼んだぜ!名手ラモン・ドミンゲス騎手。彼はアメリカを主戦場にしている騎手の中では追い込みが上手な騎手ですね。ジオも後ろからの追い込み馬ですから、手が合います。
馬道からコースへ向かう馬たち。周りをファンが取り囲んでいますが動じませんね。
ポンティ君、完全にポニーに甘えてますね。ポニーに付き添われて発馬ゲートまで。この付き添いポニーは日本でも導入してほしいですけどね。
やっぱり日本の場合色々問題あるのかな。
そもそもそんなにたくさんポニーを飼育できる土地がないし。
レースの前が始まる前もが終わってもすぐにポニーボーイがケアです。アメリカの競馬場ではポニーボーイなくしては競馬は成り立たないくらい重要性が高い仕事です。
ジオポンティ優勝おめでとう!!勝った勝った!!小回りのアメリカのコースでしっかり追い込みました。
キーンランド競馬場は格別ですね。天気も良かったし、ジオポンティも勝ったし。最高の一日でしたね。
あーアメリカ最高!!そんな気分でした。